目先の利益をあげるだけではない、1000年続く企業を本気で作る税理士の冨永英里です。
今回は、「美空ひばり型経営からAKB型経営へ」(後編)です。
前半をまだ読んでいない方は、前半をお読みいただいてからこちらをお読みください。(前半はこちら)
後編は、「成長社会と成熟社会」と「美空ひばり型経営とAKB型経営」の関連性を明らかにします。
まず、美空ひばり型経営。
以下のように置き換えてイメージしてください。
美空ひばりさんが社長。キラキラ輝く人(=美空ひばりさん)も、社長です。では社員は。。。というと、
美空ひばり(=社長)さんが決めた目標に向かって行動します。24時間闘える企業戦士が出世していきます。
一方、AKB型経営は、
以下のように置き換えてイメージします。
プロデューサーが社長になります。そしてキラキラ輝く人(=AKB)は、社員になります。社長は社員ひとりひとりが輝くように、具体的には社員の夢は何なのかを把握し、社員たちの個々の自己実現や夢を叶えるためのプロデューサーに徹します。
社長と社員の役割が逆転するのです。
社員は自分の個性を磨き、お客様との絆を大切にしていくと、お客様に喜ばれるため、毎日がイキイキ楽しくなってきます。
「働く」ことは「食べるためにお金を稼ぐこと」ではなく、「自己実現の場」となります。結果、自分のお客様が増え、売上が上がり、会社の売上アップに貢献していくのです。
いかがでしょうか?
これは、前半でご説明した成熟社会で売上をあげるための法則
・社員ひとりひとりが自己実現につながる環境を整えること。
・社員がイキイキと楽しく働くことが会社の利益に貢献する。
そのものではありませんか?
以上が、成長社会から成熟社会に移行した際の会社のあり方を、
美空ひばり型経営とAKB型経営になぞらえた私の持論です。
もっとアカデミックに学びたい!と思われた方は、マーケティング界の第一人者であるフィリップ・コトラー氏の「マーケティング3.0」や「マーケティング4.0」などをお読みいただけるといいと思います。
本を読むのが苦手・・・という方には、
是非、私が手がける寸劇「社員のモチベーションを上げる会社の作り方」や、寸劇にあわせて作った歌「社員の夢☆叶える会社~マイ・マエ・レボリューション~」も参考にしてくださると幸いです。
貴方の会社は
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