ホームページをリニューアルしたので、ブログ心機一転しました。
過去のブログは、アメブロ http://ameblo.jp/eritominaga/
にて残しておきます。
それでは、新しいblogでの最初のテーマをお伝えします。
「会社にお金がないのは、税金を払わないからです!?」
世の中の社長さんが大好きなものの中に
「節税」
があります。
そのため、巷に出回っているビジネス書には「節税」を中心とした本がたくさんあります。
では、なぜ社長さんは節税が好きなのか?
おそらく社長さんの頭の中には、
節税する
↓
お金(納税しようとした分)が会社に残る
↓
資金繰りがラクになる
そう思っているのではないでしょうか?
本当にそうでしょうか?
税理士の駆け出しの頃、私も上のような考えをもっていました。
税金を払うと会社にお金が残らないから
なるべく税金は払わないほうが会社のためだ!
だから節税のテクニックを必死に勉強しました。
ところが・・・
現実は、ちがったのです。
税金をあまり払わない会社はいつも資金繰りに窮していました。
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時は経過します。
私が税理士になって10年くらい過ぎた頃のことです。
同じように社歴10年、ここ数年で黒字経営に転じたクライアントの社長が、こう告白したのです。
「エリ先生、自分は今まで税金はなるべくなら払わないですむほうがいいと思っていた。
でも税金を払っていなかった頃は、いつもお金がなくて毎日が自転車操業だった。
でもこうして会社の黒字が増えてきて、税金を払うようになったら
会社にお金が残るようになり、毎月の資金繰りが楽になったよ。
税金払えるってなんだか幸せなことなんだねえ。。。」
私は、社長の言葉に感動して目頭が熱くなりました。
時を同じくして、ある銀行主催の講演会で講師として登壇したときのことです。
参加者の社長さんから次のような質問を受けました。
「あの~、うちの顧問税理士さんが、税金を払うから会社にお金が残る、資金繰りがよくなると言っていたのですが、それは本当でしょうか?」
わたしは答えました。
「はい、そのとおりです。」と。。
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実はこれは「節税のワナ」といわれるもの。
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さてさて・・・
ではどうして税金を払うと会社の資金繰りがよくなるでしょうか?
それは、来週の後編でお伝えします。
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