目先の利益をあげるだけではない、1000年続く企業を本気で作る税理士の冨永英里です。
時代に翻弄されない普遍的な会社経営の原理原則があります。
どんな時代でも利益をあげられる会社経営のお話をしていきたいと思います。
今月は、マインドフル瞑想がテーマです。
まずは最初に、「マインドフルネス瞑想の科学的根拠」について説明しました。
次に、マインドフルネス瞑想の基本となる「呼吸瞑想」について紹介しました。
3回目以降は、マインドフルネス瞑想を楽しんでやっていただくため、いろんな瞑想をご紹介していきたいと思います。
今日は、「書く瞑想(ジャーナリング瞑想)」です。
まずは、この「書く瞑想」に効果があることを示したある実験を紹介します。
<こころのライティング実験>
「書く」ことがどんな効果を生み出すかの実験を行ったのは、アメリカのテキサス大学の社会心理学者ジェームズ・W・ペネベーカーです。
この実験にはこんな背景がありました。それは「トラウマと病気の関係」です。
研究では、トラウマを告白せずに隠しておくと、トラウマを告白した人よりも4割も多く医者にかかるという結果が出ていました。
そこで彼は、心の動揺について話したり書いたりしてもらうことで、健康が改善するかどうかという実験を行ったのです。
対象者は健康状態が良好のごく普通の学生50人。
彼らに1日15分4日間「書く」実験に参加してもらいます。
書く内容は
①「精神的苦痛について感じた心の奥底にある考えと感情」
または
②「表面的な感情を伴わない話題」のどちらかです
(どちらにするかはコインを投げて決定)。
書く内容はすべて匿名で秘密、書いたものは提出してもしなくてもかまわないことにしました。
実験では書いた後、泣きながら部屋を出てくる学生が続出したとか。
しかし実験の最終日までに彼らの多くが、この経験は自分にとって大変意義深いものであったと報告し、無事に終了します。
その後3ヶ月間に病院にかかった回数を両者で比較しました。
すると、なんと、①を書いた人たちは②を書いた人たちよりも医者にかかる回数は半分の割合になったというのです。
(ジェームズ・W・ペネベーカー著『こころのライティング』二瓶社)
ということで、社内で、書くことが好きなメンバーを集めて、1日15分、書く瞑想、トライしてみるのも瞑想応用編としていいと思います。
書く瞑想を取り入れるときのポイントです。
<ポイント>
○考えずに心のおもむくままに書くこと。
○上手に書こうなどと考えてはいけない
○ネガティブなこともポジティブなこともつつみかくさず書く(書いたものを提出不要にすれば個人情報の漏れの心配はありません)
○論理的な脳はお休みすること。
いかがでしょうか?
瞑想の種類の中に「書く瞑想」というものがあると初めて知ったときは、「へえ~そんな瞑想方法があるんだ」と驚いたことを思いだします。
※そういえば、学生時代はよく日記を書いていました(鍵付きの日記帳を毎年買って。。。)
日記には、将来はこんなふうになりたいとか、○○くんが好きだとか、他愛のないものでした。あとからこそっと読んでみましたが、文脈もひどいし、同じことばかり書いていたりなどそれはひどいものでした(笑)。
でも、今から思えば、あれも「書く瞑想」のひとつではなかったかな・・・と思います(^_^;
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