目先の利益をあげるだけではない、1000年続く企業を本気で作る税理士の冨永英里です。
コロナウイルスが世界的問題になっている今こそ、軸がぶれない経営が大切です。
そんな経営に役立つお話をしていきたいと思います。
以前、ある交流会で60代半ばの男性経営者とお会いしました。
その方は「愛の経営」を謳っていました。
私も「愛と絆の微笑女(びしょうじょ)税理士(せんし)」として、日頃「愛と絆を会社経営に活かす」コンサルティングをしているのでとても嬉しく思いました。
最近男性経営者も「愛」を語る時代になったんですね。
そこで今回は、「愛の経営」について考えてみたいと思います。
<愛と怖れ>
私が強く影響を受けた「愛」についての本があります。
ジェラルド・G・ジャンポルスキーが書いた「Love is Letting Go of Fear」。
彼はアメリカの医学博士、精神科医です。
この本はアメリカでは400万部を突破し、29か国語以上に翻訳されている大ベストセラーです。
(日本でも、1990年に「愛と怖れ」、2008年に「愛とは、怖れを手ばなすこと」というタイトルで2回翻訳)
ジェラルド・G・ジャンポルスキー氏は、人間の感情を「愛」と「怖れ」の2つに分けます。
「愛はもって生まれたもの、怖れは人間の頭の中で創りあげたものである」と主張します。
そして、愛とは、怖れがまったくない状態のことであるというのです。
すると人は平安な日々を過ごすことができ、心の安らぎを得られるというのです。
う~ん、平安な日々、安らぎのある日々、ちょっと憧れますよね(^^♪
ところが、私たちの日常を振り返ると・・・・
他人を自分の思い通りにしたい!
他人からの脅威には怒りで応戦する!
欲しいものを与えてくれるんだったら愛しましょう、与えてくれなければ憎みます。
あの人はこうだからだめなんだと他人もビシバシ裁く。
時には、だから自分はダメなんだと自分をも裁くことさえあります。
これらはすべて「怖れ」からきています。
私達は、「愛」を感じ、安らかな日々を送りたい!
そう思っているのに、やっていること思うことは、すべて真逆なことです。
実は、本には、この著者自身が精神科医として社会的に成功したと世間で言われていながら心にぽっかりと穴が開いている状態だったと述べています。
この本は当初、生き方の指南書として読み始めた本でした。
が、読み進めていくうちに、会社経営のヒントがたくさん隠れていることに気が付きました。
例えばいつも足りない、足りないと言って、他人からもらうことばかり考えている社長さんは世の中が悪い、自分は被害者だと嘆いています、これって怖れからきていますよね。
いつもイライラしている社長さんのイライラの原因は、「こんなんじゃだめだ、もっともっと売上をあげたい!競争に勝ちたいんだ!」と自分の幸せを勝つことで評価している社長さんです。これも怖れからくるもので、どんなに売り上げを上げてもキリがなく、心の安らぎはありません。
<怖れの決算書>
怖れでいっぱいの社長さんの会社の決算書の数字の裏には「不安」「怒り」「嫉妬」の感情が見え隠れしています。まさに怖れの決算書です。
<愛の決算書>
一方、「愛の経営」をしている社長さんはいつも心の安らぎを感じています。社長さんの頭の中には、勝者と敗者という概念はありません。経営者と労働者、自社と取引先(外注先)など一見対峙する関係にも思いやりを持った姿勢で臨んでいました。愛の経営をしている社長さんの決算書には、愛、ゆるし、安らぎ、幸せがあるまさに愛の決算書です。
愛ある社長さんが、愛ある税理士と一緒に、
愛の決算書を作るー、
私はそんな世界をつくりあげたいと考えています。
あなたも私と一緒に成功社長の道を歩んでいきませんか?
コロナ禍で世界中が危機を迎えている今だからこそ、会社経営を本質から考えることが必要です。私はそのお手伝いをすることができます。
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