今回のテーマは「マズローの欲求段階説と成功法則」(後編)です。
まだ前編をお読みでない方はこちらからどうぞ。
さて、前半では、マズローの欲求段階説とそれを会社になぞらえてみると、ひとつの疑問が見えてきます。
どんな疑問かといえば、
ズバリ!私の知る「成功している会社」は、ピラミッドが逆なのです。
成功会社の行動の根底には、「社会の幸福」「従業員の自己実現」など、よく経営理念に掲げられているような、会社にとっての「自己実現」や「自己超越」の意識があります。
そしてそれらに沿って行動しているからこそ、消費者に喜ばれ、社員のモチベーションも高まり、結果、売上が上がるーという図式がそこにありました。
一方、上手くいかない会社は、売上アップという欲望がギラついていて、従業員を酷使し、何が何でも商品を売ろうという気持ちが先走り、結果、従業員が辞めていき、売上も低迷する、という傾向がありました。
この点について、アメリカの経営学者フィリップ・コトラーの本によると「実はマズローは晩年に昔の説を後悔し、あのピラミッドは逆さにするべきだったと思っていた」という記述がありました(「コトラーのマーケティング3.0」より)。
いかがでしょう。マズローを晩年まで悩ませたこの理論はなかなか深いものを感じます。
こんな時代だからこそ、この理論を踏まえて社長さん自身の心の声を聞いてみると、きっと社長さん自身のぶれない軸を確認することができるでしょう。
心の声を聞くには、潜在意識の扉を開くことが必要です。それには技術が要ります。
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