目先の利益をあげるだけではない、1000年続く企業を本気で作る税理士の冨永英里です。
コロナウイルス対策として無利息の融資や補助金、給付金等の対策がたくさん講じられています。
条件に該当する場合は、是非申請していただくのがよいです。
が、あとちょっとで条件にひっかかって補助金を受け取ることができなかった場合、悪魔のささやきが聞こえてきたらタイヘンです。
補助金や助成金、給付金などを申請する書類、絶対にごまかさないでください。これは立派な犯罪です。
詐欺罪となります(刑法246条)
第二百四十六条 人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する。
2 前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。
参考サイトをあげます。
不正受給についての東京商工リサーチのサイトです。
この調査は、厚労省が公表した不正受給企業570社を対象に、TSR企業データベースを基に調査・分析したものです。
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20131129_01.html
労働省及び都道府県労働局では、不正受給防止対策をさらに強化し、不正受給を行った場合
・事業主の名称、代表者氏名
・事業所の名称、所在地、概要
・不正受給の金額、内容
を公表しています。
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/var/rev0/0146/4940/fusei_leafret.pdf
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/kakushu_joseikin/_118530/_118550.html
私は「会社経営」には2つの「トク」が必要であると考えています。
ひとつは「得」
もうひとつは「徳」
ふたつの「トク」には優先順位があります。
それは当然
「徳」
です。
会社経営では「徳」を積むから「得(利益など)」が回り回って自分のところに還ってきます。
一方、「徳」を積むことなく短期的に「得」しようと思うと、一時的に会社は得をしますが、長続きはせず、会社は早晩滅びてしまうでしょう。
なんか人生論のようになりましたが、まさにその通りです。
人生も会社経営も同じ考え方で世の中は回っています。
私が今までみてきた社長さんの考え方でもそれは立証済みです。不正受給は、ずるい「得」をゲットすることです。
滅びていく会社ではなく、後世に名を残せる会社経営をしていきたいと思いませんか?
私は税理士として「徳」を積む会社の役に立ちたいと思っています。
あなたの会社の生き残りを心より祈っています。
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