1000年続く企業を本気で作る税理士の冨永英里です。
現在放送中のNHK大河ドラマの「光る君へ」
大河ドラマは毎回必ず見るわけではありませんが、紫式部が主人公のこの大河ドラマ、結構ファンで欠かさずみています。
ファンになった理由はいろいろありますが、
理由のひとつはやはり「1000年つながり」です。
紫式部が生きた平安時代は今から1000年前。
1000年前に書かれた物語が1000年後の私達が読むことができる。
それはひとえに、源氏物語を書き写した人たちがいるからです。
1000年の間には、戦や火事などの災害があって写本を作るどころではない状況もあったと思います。
それにもかかわらず書き写した人がいるからこそ、こうして1000年前の物語を読むことができるんですよね。そう思うと感慨深いです。
一方、1000年つながりで、私が以前から研究している1000年企業についてですが、先日、日経ビジネスさんでも特集を組んでいることを知りました。
その特集で紹介されている企業の中で特に私が「いいなあ」と思った話をひとつ紹介します。
金沢の湯桶温泉にある旅館「お宿やました」さん。
創業1300年を超える老舗旅館。
旅館の長い歩みの中で、当主が散在を繰り返し多くの資産を失ったり、源泉が通るパイプが被害を受けるなどいろんな出来事があった中でもこうして1000年以上も事業が続いてきた秘訣は、
「あまり儲けるな」
「その日食べていければいい」
という教えがあったそうです。
インタビューに答えた女将の山下さんは、この言葉により、業歴が長いことを重圧に感じることなく、むしろ温泉旅館を「好きなことができる商売」と捉えることができたとか。
「今日はこうしようと思えば、自分で何でもすることができて、それをお客様に見ていただける。こんなに幸せなことはない」という山下さんはおっしゃるのです。
こんな風に考える女将が経営している温泉、体だけでなく、心も温まりそうな温泉宿ですね。
私も顧問先の社長さんと会話をするたび、心がほっこりとするような空間作りを心がけたいと思います。
あなたも私と一緒に成功社長の道を歩んでいきませんか？
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